看護学生の黄色ブドウ球菌の保菌状況と常用消毒剤の効果の検討
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概要
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病院実習前後の看護学生の鼻腔から黄色ブドウ球菌(Stahpylococcus aureus)を分離したところ,その保菌者は実習前で63名中14名,実習後で63名中18名であった。これら黄色ブドウ球菌が産生するコアダラーゼを型別した結果,I〜VIII型のうち5種類が確認され,円型がもっとも多く25.0%を占めていた。さらに薬剤感受性試験をおこなった結果,抗生物質に対して抵抗性をもつメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)は検出されなかった。また,分離した黄色ブドウ球菌に対する常用消毒剤の殺菌効果について検討した。
- 岩手看護短期大学の論文
- 1998-03-31
著者
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