<原著論文>集客型施設の立地による地域への波及効果分析事例に関する研究 : 集客施設整備による波及効果の測定手法
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概要
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特定のエリアにおいて集客型施設が立地した場合,地域への経済波及効果などを測定する手法として事業効果や施設効果を計測する考え方が従来より用いられている。また博覧会やイベント等の整備効果についても,これまで様々な形でプロジェクトの整備用件の検討が行われているが,これらの施設の整備効果については,現実的な問題として十分な検証が行われていないという問題点が常に残る。このような状況に鑑み,本研究においては大規模集客施設の整備による地域への波及効果につき,その事例研究を行うとともに,今後のこのような開発がもたらす地域波及効果の測定結果の検証方法につき,考察研究を行うことを目的とする。そこで,近年に試算された代表的な集客施設整備における経済波及効果の試算結果について分析を行う。また今後の集客施設の整備効果の測定手法につき提言を行った。調査にあたっては,集客施設の整備効果の比較,事業効果,施設効果などに着目した。
- 2002-03-31
著者
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