<報告>「日本語特別教育」担当者への覚え書き
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概要
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筆者は,1994年度秋学期から2000年度春学期まで,担当教員の1人として日本語特別教育(SPECIAL JAPANESE以下,SJと略す)コースに係わってきた。その間,1996年3月には,『ICU帰国本科生に対する日本語教育プログラム開発に関する研究:スペシャル・ジャパニーズ カリキュラム検討報告』(以下,『カリキュラム検討報告』と略す)が出版され,1997年度秋学期からは,SJ-A,SJ-B,SJ-Cという形で,新カリキユラムが実施された。帰国本科生に対するSJコースは,日本語教育プログラムの一方の柱である。さらに,優れた資質を備えた帰国学生がICUに入学し続けてくれることは,大学全体にとっても重大な戦略的な意味を持っている。 SJコースは今後も,ときに担当者を交替しつつ,発展していく。以下に,1)日本語能力から見た帰国生の類型,2)帰国生とはだれか,3)帰国生が必要としている日本語能力,4)SJ担当教員に求められているもの,5)履修学生への注意,という5点を覚え書きとして記しておく。
- 国際基督教大学の論文
- 2002-03-31
著者
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