ミルトンにおける死(2) : On the Death of a Fair Infant を中心に
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概要
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ミルトンは19歳のときに, 彼の小さな姪, Anneの死を悼んで「咳が原因で亡くなった美しい幼な子の死によせて」を創作した.これは彼が英語で書いた最初の詩である.この追悼詩の中で「死」がどのように描かれているか, また, いかなるイメージが用いられているかを考察した.その結果, 「美しい幼な子」における天国の方が, ラテン語の追悼詩におけるそれよりも, 複雑な機能を持った場所として描かれていると言える.
著者
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