多変数の勾配系に対するエネルギー不等式を満たす 4 次の差分法
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概要
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n変数の勾配系に対して, エネルギー関数の値が時間の経過とともに減少することを保証するような4次の差分法を構成する。3変数の可積分勾配系に対してこの差分法を応用した結果は, 4次のRunge-Kutta法より誤差が小さく, 比較的大きな刻み幅でも数値解が厳密解と大きく異ならないことを示している。
- 富山県立大学の論文
- 1998-03-27
著者
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