留学体験が示唆するもの : 異文化(アメリカ)の視点から
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概要
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本稿は1994年度環境研究所プロジェクト研究(P-0)で実施した異文化適応に関する基礎研究の経過報告その2である。(1)特に1995年3月に行なった面談によって収集した資料を基にして分析した結果の報告である。面談の直前に行なったアンケート調査の結果も合わせて以下の点について考察を試みた。まず,アメリカ人留学生が日本に対して抱いていた期待が来日前と来日後ではどのように変化したかを検証した。次に留学生の日本における具体的な体験談を分析した上で,それが提示する「日本」により適応しやすい学生のタイプを模索し,最後に来日前と来日中に行なうオリエンテーションの項目について検討した。
- 北海道東海大学の論文
著者
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トンプソン マイケル
Carnegie Mellon University
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山田 玲子
School Of International Cultural Relations
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トンプソン ハイジ
Williams College