<研究論文>英米大衆小説に見る「日本」
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概要
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英米,とくにアメリカの大衆小説には近年,日本や日本語から取り入れられた英語,あるいは日本語そのものが頻繁に登場するようになっている。とくに現代もしくは近未来を想定したテクノスリラー(techno-thriller)やスパイ小説などでは,ひときわその傾向が強い。これもいわゆる「国際化」の一環であろうが,その内容を分析すると,ある種のパターンが読み取れる。当然といえようが,とくに日米間の経済摩擦など国際関係の現状がそのまま映し出されているのである。
- 宝塚造形芸術大学の論文
- 1994-03-31