絵画制作におけるイメージ展開についての一考察 : コンピューター利用によるイメージ展開の試み
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概要
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絵画を創造するためのイメージの展開は,絵を描く人にとっては大きい問題であるが,創造のためのイメージや独創性を持ったイメージの開発は,どのようにして展開されるものであろうか。今までの著名な画家や芸術家は,どのようにしてイメージの展開をはかって制作をしたのか興味のある問題である。造形芸術においてのイメージということばは,すでに頭の中に蓄積されている素材としての記憶を組み合わせて,新たに想像または想像を表現したものをつくり出すという意味あいを持つそうであるが-註(1),このイメージを現代社会における文明の力,すなはちコンピューターの力を借りて刺激し,よりインパクトのあるものや独創性のあるものに,発展展開できないものであろうか。コンピューターの力を利用するとすれば,どのような方法があるのか,また機械的にイメージ展開ができないものであろうか考えてみたい。
- 宝塚造形芸術大学の論文
- 1989-05-15
著者
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