電子的環境における学術情報と著作権制度
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概要
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学術情報は制度的には著作権をもつ。ただし、研究者は学術情報を公有にすべしという理念を伝統的に共有している。したがって、学術情報の使用については、著作権の制限つまり公正使用を求める。学術情報の電子化は、このような在来の秩序を崩し、学術情報をプロプライエタリなものとし、その流通を市場原理にまかせようとしている。
著者
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- 市川惇信著, 『暴走する科学技術文明 : 知識拡大競争は制御できるか』, 岩波書店, 2000, 323ページ, 2800円