学校教育相談の援助サービスシステムに関する一考察 : 子供の不適応行動が語りかけるもの
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概要
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人と真にかかわりあい,また援助するとはどういうことなのだろうか。子供たちの示す様々な不適応症状に直面すると,その一人一人を受け止めることの必要性と難しさを同時に痛感する。『学校教育とは何か』『学校教育相談で何ができるのか』『生徒たちのつまずきにどの様な援助システムが有効か』などの問いに対して,学校の枠組みから,効果的な方策と連携のあり方を考えた。また,事例を通して筆者自身が揺さぶられ,獲得できた貴重な気付きがあり,情動レベルでの相互交流をもとに,生徒の援助ニーズに応えられる支援方法について述べた。
- 北海道教育大学の論文
- 1997-02-07