ヤマトタケル説話考(上): 記紀の解釈の相違を巡って
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概要
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記紀は王権の論理によって編纂されているということは間違いない。しかし、その王権の論理が一様であり、均質であるかと言うとそれは断言できない。王権の理論に包含しきれなかったものもあるはずである。記紀のヤマトタケルとヲトタチバナヒメに関して悪意的ではない比較検討を行い、記と紀の述作段階の解釈(王権の論理性)を考察する。
- 弘前大学の論文
- 1999-03-30
著者
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