楕円柱の自励回転の実験
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概要
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厚み比15%の楕円柱の自励回転現象につき変圧風洞を用いて実験を行った。自励回転数は風速の増加とともに増えるが, 無次元化するとほぼ一定となる。スモークワイヤ法で流れ場の可視化を行うとともに, X型熱線流速計で後流の流速及び流速変動の測定がなされた。種々の風速及び圧力状態で抵抗, 揚力, モーメントの計測を三分力計を用いて行なった。抵抗係数は圧力, 風速によらずほぼ一定値をとるが, 揚力係数は風速にはよらないものの圧力の減少につれて減少する。渦糸近似法での数値計算の結果と比較された。
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