自己監視法を中心とした減量プログラムの試み
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概要
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石川県津幡保健所において1981年度, 1982年度, 1983年度に実施された自己監視法を中心とする減量プログラムについて, その具体的な内容と経過を中心に記述し, 問題点や今後の方向などについて検討した。初めての試みとしてはプログラムの進行, 結果ともに概ね成功したと考えられるが, 更に効率的なプログラムを組むためにはなお検討すべき点が多いと思われた。〔付記〕本稿の執筆にあたり, 津幡保健所長吉野彦助氏(現村彦病院), 事実上のリーダーシップをとられた医師尾山光一氏(現砺波厚生病院), 管理栄養士押野栄司氏(現石川県公衆衛生課), 栄養士原田範子氏(現羽咋保健所)はじめ津幡保健所関係者の方々に感謝いたします。押野栄司氏にはレポートからの一部引用を快く許可していただき, また津幡保健所からは諸種の資料の使用を許可していただきました。併せて御礼申し上げます。なおプログラムの内容は上記の方々及び行動療法研究会のメンバー(田中富士夫, 木村敦子, 西尾多賀子, 大橋紀美)との, その時々の相談や討議の中から生れたものですが, まとめ方の責任は筆者にあります。
- 1984-11-15
著者
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