遠心力を受ける端板付き円筒かくの大たわみ挙動の解析
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概要
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端円板付きの半無限円筒かくの遠心力による変形挙動を,大たわみ効果も考慮して解析した.解析には有限要素法を用い,解析結果の検討では主に円板部の面外たわみに注目し,次のような結論が得られた.(i)大たわみ効果のため,円板部のたわみ量は線形解と比較して,かなり減少する.(ii)回転数が増大するにつれ,円板部のたわみ形はなべ底形になる傾向がある.(iii)円筒かく部では,非線形効果は二次的である.本研究の主目的は,高速回転する回転体の回転軸長の変化に関する基礎的な情報を得ることである
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