<論文>プラズマ平衡問題の数値解析(初歩的考察)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究は,半線形楕円型方程式の境界値問題により記述される,プラズマ平衡問題の数値計算を扱ったものである.本報では数値解析的立場からの基礎的情報を得るため,ある簡略化されたモデル方程式のみを解析した.離散化には最も簡単な区分1次単体モデルの有限要素法を用いた.数値計算法は,座屈問題の有限要素解析でよく使うような,変位制御法を併用したNewton型の技法を採用した.本手法の数値的挙動,精度を調べるため,1次元問題と2次元問題の双方について数値解を求めた.その結果,本方法は非線形解の径路を解析するのに有効なことがわかった.
- 宇宙航空研究開発機構の論文
著者
関連論文
- 摂動固有値問題の有限要素解析 (偏微分方程式の応用と数値解析)
- 有限要素法による軸対称かくの弾塑性大たわみ解析
- 有限要素法による軸対称かくの弾塑性大たわみ解析
- 開口あるいは貫通割れを有する円筒かくの解析 : 混合要素を用いたマトリックス法による手法
- 開口あるいは貫通割れを有する円筒かくの解析 : 混合要素を用いたマトリックス法による手法
- 長方形開口を有する円筒かくの応力解析
- 長方形開口を有する円筒かくの応力解析
- 補強円孔を有する円筒殼の応力解析
- 面内周期性を有する3次元構造物の均質な平板としての等価弾性係数の決定法について
- フィラメント・ワィンディング円筒の高速回転特性の研究 : 第2報,異方性回転円筒のせん断係数と曲げ振動数
- 遠心力を受ける端板付き円筒かくの大たわみ挙動の解析
- MHD平衡解の数値解析について (応用科学における偏微分方程式の応用解析)
- 漸近展開と有限要素モデル (応用科学における偏微分方程式の応用解析)
- 平板の大たわみ解析に対する離散キルヒホッフ仮定 (非線型弾性論における安定性,分岐,座屈の理論と数値解析)
- Turning Point型分岐の有限要素近似 (有限要素法の基礎理論 III)
- プラズマ平衡問題の数値解析(初歩的考察)
- 一般化変位法の収束について (有限要素法の数学的基礎理論)
- 有限要素法の数学的諸性質 : 特に各種の有限要素モデルの収束について
- 時間の入った問題に関して : 特に非適合法,ハイブリッド法 (有限要素法の数学的基礎理論)
- エネルギー原理とハイブリッド法などについて (有限要素法の数学的基礎理論)
- 有限要素法における理論的諸問題について (有限要素法の数学的基礎理論)
- ハイブリッド応力法の収束に関する若干の考察 : 収束の判定条件とその平面応力問題への適用
- 補強円孔を有する円筒殼の応力解析 : 開口数と境界条件の影響
- 有限要素法による板かくの応力解析法の研究