静止デトネーションの研究(<特集>衝撃工学特集号)
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概要
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出ロマッハ数1.91の超音速高温空気流中に同軸噴流の形で水素を噴射して可燃混合気流をつくり,流れ中においたくさびによってマッハ反射衝撃波を形成させ,その垂直衝撃波を利用して化学反応を開始させる静止デトネーションの実験を行った.よどみ点温度を1,000°Kから1,400°Kまで変化させて衝撃波および反応誘導距離に与える影響を調べた結果,反応によって衝撃波が大きくなりまた上流に移動することがわかった.また観察した反応誘導距離は適当な素反応群を考えた計算によって求めた値とよく対応した.
- 宇宙航空研究開発機構の論文
著者
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小谷 良信
東京電機大学工学部
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竹野 忠夫
東京大学宇宙航空研究所
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宇野 達夫
トヨタ自動車工業株式会社
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小谷 良信
東京大学宇宙航空研究所
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竹野 忠夫
東京大学工学部境界領域研究施設
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宇野 達夫
トヨタ自動車(株) 第1パワートレーン開発部
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