知覚テストにあらわれるあたまの性度
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概要
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本研究は,知覚テストにあらわれるあたまの性度を測定するペーパー・テストを開発し,その妥当性を検証し,これを用いて,Krechの仮説「大脳皮質の伝導性に男女の性差が見られる」を検定すると共に,このテストの英語読解力向上への学習指導への応用を示唆することを目的とするものである。本研究の結果,知覚テストにあらわれるあたまの性度指数によって,局所的刺激によって中枢部のConductivityへの影響を引ナ易いものが女性群に多く,こうした影響をうけることの少ないものは男性群に多いことが証明された。また,このテストによって性度指数を予診し,これにもとづいた英語読解指導が大学生にぱ効果が大きいことも示された。