<原著>不活化インフルエンザHAワクチンの接種間隔の検討 : 第2報 免疫効果と持続について
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概要
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1980年度および1981年度に看護学部学生に不活化インフルエンザワクチンの接種を行った。ワクチンの接種は,1980年は2週間間隔もしくは5週間間隔で2回行った。また,1981年は2週間間隔もしくは4週間間隔で2回行った。両年ともにワクチン非接種者を対照群とした。ワクチン中に含有される抗原株に対する血球凝集抑制(HI)抗体価の上昇の状況によってワクチンの接種効果の評価を行った。両年度ともに,2週間間隔群と4週間または5週間間隔群の間にワクチン接種後の抗体価の上昇状況に顕著な差は認められなかった。また両群ともに少くとも接種後14週までは接種後の抗体価を維持したが,17週後には抗体減少の傾向が認められた。インフルエンザワクチン中に含有される抗原の量とワクチン効果との関係についても検討を行った。
- 千葉大学の論文
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