<原著>アメフラシAplysia kurodaiの神経節細胞におけるspikeのNa^+,Ca^<++>依存性
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概要
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日本種アメフラシAplysia kurodaiを用い,visceral ganglion中にある神経細胞のspikeのNa^+,Ca^<++>依存性を調べ,以下の結果を得た。(1)上記神経細胞中同定された巨大神経細胞は,Ca^<++>,Na^+両チャンネルを持ち,特にNa^+が主要charge carrierとして働いていると考えられる。(2) visceral ganglion中には,巨大神経細胞を含めてCa^<++>,Na^+に対する依存性の異なるspikeを持つ3つのタイプの神経細胞の存在が推定された。(3)前述の3つのタイプの差異は,神経細胞の機能的役割の差異を反映している可能性が示唆された。
- 千葉大学の論文
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