オーストラリアの食生活
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概要
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1)豪州ブリスベイン市内の一般家庭の食生活の実態を知るため, 約2週間継続して食事調査を行った。2)豪州の朝食は,半数以上の家庭で, ジリアルズの牛乳かけ, トースト, 卵料理とベーコン, オレンジジュース, 紅茶又はコーヒーの, 開拓時代からの伝統的パターンが守られていた。3)昼食は,サンドイツチやパイなどの軽く簡素なメニューで,主野菜や, 生の果実の使用で手がかからず, バランスの良いパターンになっていた。4)夕食は, 肉類, 肉類加工品をグリル, あるいはオーブンで調理した士菜に, じゃがいも, かぼちゃなどの野菜を加熱調理して添えるパターンが主で, 主菜が, 見かけの割に高栄養の時は, デザートをひかえる健康志向のパターンが多かった。5)食品群別摂取エネルギーパターンは,1群,魚介, 高頬を除く2群の摂取が多く, 日本食に比較すれは, 芋類を除く3群と,4群の穀類の使用がやや少なかったが, 今回調査した範囲では, ほぼ良好な栄養摂取傾向を示した。
- 1986-03-20
著者
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