<論文>東洋大学生の学生々活のQOL : 学生の受講・学習姿勢との関係でQOLを分析する
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概要
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学生による大学評価の一つとして,東洋大生153人を対象に,授業や教員との関係,キャンパスライフなどからなる大学生活の質(Quality of Life;QOL)と受講・学習姿勢について調査した。結果は因子分析され,大学生活のQOLは,1)卒業後へ向けた就職・進学・資格取得支援体制,2)人間関係の暖かさ,3)豊かで健康なキャンパス・ライフ支援制度,4)大学施設のアメニティー,5)積極的な授業参加と自律学習支援,6)思考・創造空間の広がり,7)出会いと豊かな友人関係の7つから成る内的構造が明らかになった。また,受講・学習姿勢が積極的な学生の方が,消極的な学生よりも,大学生活のQOLを有意に肯定的に評価していた。以上の結果は自由記述の内容からも確かめられた。今後の課題としては,1)受講・学習姿勢とQOLの因果関係の追求,2)施設生活などの他の生活場面とのQOL構造の比較,3)他大学との比較などが残されている。
- 東洋大学の論文
著者
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杉山 憲司
東洋大学文学部
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杉山 憲司
東洋大学文学部教授・児童相談室運営委員
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小山 雄一
式場クリニック(心理相談員)・東洋大学児童相談室研究協力者
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根岸 洋人
東洋大学児童相談室
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根岸 洋人/小山
東洋大学児童相談室/式場クリニック・東洋大学児童相談室/東洋大学文学部・児童相談室
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