中学校における不登校対策の事例-「不登校カンファレンス」の取り組み-
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概要
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本稿は今日深刻な状況にある不登校の問題に対して、一中学校が試みた組織的な対策としての「不登校カンファレンス」について、その試行内容を報告するものである。報告は以下の2点を主題としている。①臨床心理の専門家でなく、教師としての立場で問題を抱える生徒にいかにアプローチするか、カンファレンスの中で協議された内容について。②アプローチのアイデアが教師たちに理解され履行される意義について。報告に関しては、当該校が直面する問題解決を意図したので、成果を実証するには至っていない。ここでは報告した事例から、いくつかのアプローチの意義を見出すことを試みた。This paper shows a conference for "non-attendance" children organized in junior high school. It includes two main issues. 1) What the members discussed to approach "non-attendance" children, as a teacher (not a therapist).2) The significance of that some approaches were approved and used by teachers. These issues were trials against actual matters. Therefore it has no purpose to prove a result.
- 2003-03-31
著者
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