教室におけるシャドーイング技術の評価
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概要
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本研究は,外国語の聴解力向上を目的とした訓練法としてのシャドーイングについて,その評価法を提案し,妥当性,信頼性,実用性を検討するものである。シャドーイングは聞こえてくる入力音声を,ほぼ同時にしかもできるだけ正確に再生する行為をいうが,確立された評価法はまだない。評価対象が音声出力であり,評価基準が入力音声の正確な再生であることを勘案して,まず実質的に評価可能な最小単位である音節レベルでの評価(音節評価法)を試みた。この結果をもとに,より簡便で実用的な評価法としてのチェックポイント法の結果を算出比較し,その妥当性と信頼性及び実用性の検討を行った。音節評価法は信頼性,妥当性に問題はないものの,実用性に問題があり,チェックポイント法はある一定の項目数を確保すれば,一つのの評価法として十分使用可能であることが示唆された。
- 神戸松蔭女子学院大学の論文
- 1998-03-21
著者
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