那岐山頂付近の風 (広戸風対策)
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概要
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那岐山などによって形成されている山脈の頂上部分が円柱面状に削られ, この削られた那岐山周辺の風速が複素速度ポテンシャルの理論を用いて数値解析された。削られた那岐山頂付近に現われる最大風速は削られる前のものと比較して弱まっている。更に, 風上にある山麓付近の境界層の厚さを厚くしても, 最大風速は弱められる。けれども, 削られる量が大きいと, この境界層の厚さによる影響は少ない。また, 風上の山麓に広がる平地での風速から, 那岐山頂に現われる最大風速が求められる。
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