風車の羽根に付着する氷片の飛散領域
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概要
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風車の向きが変化する場合とそれが定まっている場合について, 氷片の飛散領域が調べられた。使用された羽根は板羽根である。その形は中心角の小さい扇形か扇の紙形であり, エネルギーを消費する部分が削除されている。先ず, 氷片の運動方程式が求められた。氷片に作用する力は重力と大きさが空気に対する氷片の速さの2乗に比例する抵抗力である。抵抗力を求めるとき, 羽根の後流が考慮されている。次に, 氷片の運動方程式が数値計算によって解かれた。氷片の落下密度と羽根の傾きや風車の高さや氷片の大きさの変化による氷片の飛散領域やその面積の変動が解明された。更に, 氷片の飛散領域の面積と得られるエネルギーとの比が求められている。
- 岡山理科大学の論文
著者
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大亀 衛
岡山理科大学理学部応用物理学科
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大亀 衛
岡山理科大学総合情報学部シミュレーション物理学科
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大亀 衛
岡山理科大学
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中谷 昌亨
岡山理科大学応用物理学科
-
中津 裕之
岡山理科大学応用物理学科
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