訪問介護実習の現状と養成校の課題 : 2ヵ年間の学生アンケート調査から
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概要
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平成11年介護福祉士養成施設指定規則の改正に伴い、訪問介護実習の必修化が全国的に実施された。本稿は、2ヵ年にわたる一養成校での学生アンケート調査をもとに、学生の訪問介護実習の状況と学生の実習および指導体制等についての感想、意見をまとめ、分析したものである。その中で、学生はほぼ全員が実習体験をしてよかったと答え、その意義を評価しているが、一方で家事援助についての知識・技量不足、実習時期と期間のあり方、記録や事前指導のあり方等の改善課題が明らかになった。今後は、実習体制および学内での指導内容を整備し、現場の実習受け入れ事情と学生の意識・力量をみながら実績を重ね、実習目標についても改めて見直していく必要がある。
- 共栄学園短期大学の論文
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