環境に対する責任ある行動の環境保全に関する態度・動機に対する関係
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概要
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某国立大学学部学生139名を対象として、環境に対する責任ある行動と環境保全態度・地球環境保全への動機の関連について5段階評定尺度の質問紙を用いて検討した。被験者の性別は、男性が97名、女性が36名、記入漏れの者が6名であった。また、年齢は記入漏れの12名を除き、平均が18.99、標準偏差が1.29であった。重回帰分析の結果、全体としての環境保全態度と地球環境保全への動機がそれぞれ強いほど環境に対する責任ある行動がより頻繁であるという関係が認められた。また、環境保全態度の5因子を独立変数とする重回帰分析を行ったところ、環境問題に関する情報への接近、反「自動車利用」および反「環境汚染」の行動意図の得点が高いほど環境に対する責任ある行動が頻繁であるという関係が明らかになった。
- 大阪樟蔭女子大学の論文
- 2004-01-31