数学パズル「4つの4」の進展 : 「7つの2で2000を作る」から「1つの0で任意の整数を作る」まで
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1999年の終わりに,木下は次のような数学パズル「Y2K」を提案した。「数字の2を7つ使って(「7つの2」),2000を作る式を求めなさい。」この論文では,7つまたはそれより少ない2を使って,2000を作る数式を求めた。「1つの2」や,「1つの0」だけを使って,2000を作ることも出来た。また,「4つの4」の進展した数式として,「3つの4」または「2つの2」を使って,任意の整数を作る数式を求めることが出来た。さらに,任意の整数aを2つだけ使って(「2つのa」),任意の整数を求めることを示した。このような方法は,これまでに報告されていない。近い将来,「1つの0」をふくめて,たった「1つのa」を使って,任意の整数を作る数式を,さらに詳細に報告する予定である。
- 北翔大学の論文
- 2003-03-20
著者
-
逢沢 明
Graduate School Of Informatics Kyoto University
-
木下 眞二
School of Human Services, Asai Gakuen University
-
木下 眞二
School Of Human Services Asai Gakuen University
関連論文
- 薩長と京都が「なんぽく」を江戸から北に追ったか : 札幌の地下鉄「なんぽく」線を考える
- 数学パズル「4つの4」の進展 : 「7つの2で2000を作る」から「1つの0で任意の整数を作る」まで
- 数学パズル「4つの4」の進展 : 「7つの2で2000を作る」から「1つの0で任意の整数を作る」まで
- 正方形4分割パズル : 老人福祉などでのレクリエーションとして
- どうして短調は哀しく聞こえるのか
- クイズ「だんご3兄弟」 : ニュートンから福祉まで
- グレゴリ暦と「キノシタ」暦
- グレゴリ暦は21世紀以後の使用に適しているか?