<論説>日本におけるキリスト教教育の諸問題(その一:明治時代から1970年代まで)
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概要
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日本におけるキリスト教教育の現状を理解するためには日本のキリスト教の歴史的背景や発展過程を知ることが肝要である。しかし,本稿の主目的は日本キリスト教史を詳細に検討することではない。本研究に有意義で影響を与えるであろう課題を考察することであある。近代キリスト教が日本に渡来して早一世紀にもなるがキリスト教信徒の数は未だに少数で異教の感がある。日本のキリスト教会は第二次大戦前後,様々な問題に直面してきた。本稿の目的は日本の教会やキリスト教教育者たちが明治時代から1700年代頃まで直面してきた諸問題を教会内外の側面から検討し,その課題を克服する道を探求することにある。又,その後現今に至る間の研究が射程にある。また。本研究の成果は福音宣教を使命として来日される宣教師達が,伝道・教育に参与する時の一助にと願っている。
- 2003-03-29
著者
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鍋倉 勲
西南女学院大学人文学部人文学科:西南女学院大学観光文化学科
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鍋倉 勲
The Department of Humanities, Faculty of Humanities, Seinan Jo Gakuin University
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