<資料>医療・福祉分野におけるITの利用
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概要
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情報通信技術(IT:Information Technology)の活用は国の政策として,色々な分野で推進されている。たとえば,2000年に導入された介護保険は,ITの利用を前提とし,情報化とは馴染みの薄い介護・福祉の分野においても情報システムが導入された。加えて少子高齢化と厳しい経済状況の中で逼迫する医療保険制度の改善に向け,ITを利用した医療改革試案も発表された。また,家庭におけるインターネットの普及により,従来専門家しか得られなかった医療情報を,容易に収集できることから,「情報の非対称性」が縮小し,患者やその家族は「情報弱者」ではなく,「医療消費者」とする新たな概念が生まれてきた。 一方,[○!1]業務や用語の標準化がなされていない,[○!2]実態に即していないためシステム導入の利点が明白ではない,[○!3]個別処遇を基本としてきた介護・福祉従事者にとって,標準化,マニュアル化を前提とした情報化の導入は,心理的抵抗が大きいなどの理由から,情報化が進展していないとの報告もある。
- 西南女学院大学の論文
- 2003-03-29
著者
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