<報告>看護学生の視覚遮断体験における気づきの検討
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概要
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目的:看護学生の視覚遮断体験の実態を明らかにすることに加えて,その体験からの気づきを検討する。方法:看護学生の視覚遮断体験後の感想文から内容分析を行い抽出された項目の検討を行った。対象:本大学看護学科2年生63名に研究の目的について説明し,研究に使用することに同意が得られた63名の学生の感想文。結果:1.学生は視覚以外の感覚の鋭敏化や時間・空間感覚的体験,不安・緊張感・いらいらの感情などの感覚遮断体験をしていた。2.感覚遮断体験から,食べ物は視覚によっても味わっていること,空間的感覚の喪失は危険予知力の低下につながることに気づいていた。3.感覚遮断体験から,介助者の非言語的・言語的コミュニケーションに安心感を見出していた。
- 2003-03-29
著者
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