長期生存が得られている胆道系に発生した神経内分泌癌の2例
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
胆道系に発生した神経内分泌癌に対し,術前に生検病理診断を行い,集学的治療の導入により長期生存が得られている2例を報告した.ほかの組織型と異なり,神経内分泌癌では進行した症例でも化学療法や放射線療法が奏功すれば外科的切除によって臨床的治癒を達成する可能性が示唆された.したがって神経内分泌癌では積極的な組織診断とそれに基づく治療法の選択が重要と思われた.
- 2012-09-05
著者
-
服部 淳夫
北海道社会保険病院病理部
-
定岡 邦昌
北海道社会保険中央病院内科
-
葛西 健二
北海道社会保険病院 消化器科
-
古家 乾
北海道社会保険病院 地域医療連携室
-
小泉 忠史
北海道社会保険病院呼吸器科
-
馬場 英
北海道社会保険病院消化器センター
-
関谷 千尋
北海道社会保険病院消化器センター
-
服部 淳夫
北海道社会保険病院病理科
-
関谷 千尋
北海道社会保険病院
関連論文
- 8)回旋枝に認められた嚢状冠動脈瘤に瘤切除とバイパス術を施行した一例
- 16) 巨大瘤化した冠動脈肺動脈瘻の一例
- 肝細胞造影相を利用した肝機能情報の取得法に関する検討
- ガドキセト酸ナトリウムを用いた肝ダイナミックMRI検査の撮像タイミングに関する考察
- 頚管細胞診とMPA負荷試験により早期診断が可能であった子宮頚部悪性腺腫の一例 : 第38回日本臨床細胞学会総会学術集会 : 子宮頸部V
- 胃癌からの大腸壁内転移の2例
- 虫垂粘液嚢胞腺癌の2例
- 1.良性石綿胸水と考えられる1例(第30回日本呼吸器内視鏡学会北海道支部会)
- 著明な石灰化を伴うリンパ節腫大で再発した肺腺癌の1例
- 長期生存が得られている胆道系に発生した神経内分泌癌の2例
- 日-P4-567 C型慢性肝炎の3剤併用療法における腎機能障害とリバビリン血中濃度の検討(薬物療法(その他),ポスター発表,一般演題,再興、再考、創ろう最高の医療の未来)