低位咬合の患者に対して咬合挙上を行い咀嚼機能回復を行った1症例
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概要
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症例の概要: 患者は68歳の男性. 下顎臼歯部欠損に伴う咀嚼障害および両側顎関節部の疼痛を主訴に来院した.<BR>診査より低位咬合による咀嚼障害および1型の顎関節症と診断された. 治療義歯とプロビジョナルレストレーションを応用して咬合高径を回復し, 筋肉, 顎関節やその他に侮ら異常を訴えることなく良好な機能回復を行った.<BR>考察: 約10mmの咬合挙上も症例によっては特に問題を生じないこともある.<BR>結論: 治療義歯とプロビジョナルレストレーションを応用することによって, 早期に咬合の支持, 審美性の回復を行えるとともに, 咬合高径の変化に伴う異常に対して迅速な対応が可能であり, 良好な機能回復を行えた.
- 2007-04-10
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