上下顎の右側臼歯部にインプラント補綴を行った症例
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概要
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症例の概要: 患者は69歳の女性で, 上顎左右臼歯部の欠損を主訴に来院した. 下顎右側小臼歯部のインプラントはインプラント周囲炎のため撤去した. その後インプラント支持の補綴物を上下右側臼歯部に装着した.<BR>考察: インプラント支持の補綴物は欠損部補綴の一つの治療法として考えられる. 天然歯とインプラントとの連結の是非には議論があるが, 本症例では連結することが必要と判断した. 連結部は天然歯の沈下を防ぐためにリジットフォームとした.<BR>結論: 3年11ヶ月経過後, 特に問題なく経過しており, 固定性の補綴物に対しても患者の満足が得られている.
- 社団法人 日本補綴歯科学会の論文
- 2007-04-10
著者
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