ブラウン系統エノキタケによるγ-アミノ酪酸含有素材の作出と血圧降下作用
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概要
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きのこの子実体を原料として,11種類のきのこによるGABA生成能を比較した上で,グルタミン酸を添加するGABA生成法を検討した.きのこの中でもエノキタケのGABA生成能が高く,ブラウン系エノキタケの子実体を原料とした場合20°C 6〜8時間の反応により原料の6〜7%に相当するGABA生成が可能であった.GABAを増やしたブラウン系統エノキタケを高血圧自然発症ラット(SHR)に強制経口投与した結果,0.9mg/kgのGABAを含むエノキタケの投与により,収縮期に30mmHg程度の降圧作用を示した.正常血圧ラット(WIST)の実験では,血圧に顕著な変化が見られなかった.
- 2011-09-15
著者
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永井 武
財団法人日本食品分析センター多摩研究所安全性試験部
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山本 美保
財団法人日本食品分析センター
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原田 陽
(地独)北海道立総合研究機構 森林研究本部 林産試験場
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原田 陽
地方独立行政法人北海道立総合研究機構森林研究本部林産試験場
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永井 武
財団法人日本食品分析センター多摩研究所
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山本 美保
財団法人日本食品分析センター多摩研究所
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