PAI-1阻害薬のトランスレーショナルリサーチ
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概要
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脳梗塞,虚血性心疾患の治療および予防薬として,プラスミノーゲン・アクチベーター・インヒビター-1(PAI-1)阻害経口薬の開発が待たれている.筆者らはSBDD技術からリード化合物TM5007を取得し,構造最適化を図り,TM5275を経て,さらに改良を重ねた結果,現在では複数の臨床開発候補化合物を有している.筆者らの経験を踏まえて,大学における創薬ならびにトランスレーショナルリサーチの意義,その難しさや今後の展望について述べる.
- 2010-12-01
著者
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宮田 敏男
東京都医学研究機構東京都精神医学総合研究所 統合失調症・うつ病プロジェクト統合失調症研究チーム
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段 孝
東北大学 大学院医学系研究科 附属創生応用医学研究センター分子病態治療分野
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宮田 敏男
東北大学 大学院医学系研究科 附属創生応用医学研究センター分子病態治療分野
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