ダナパロイドナトリウムが有用であった急性胆管炎による門脈血栓症の1例
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概要
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症例は81歳，女性．急性胆管炎により当科に紹介となった．ERCでは総胆管結石を，CTでは門脈右枝に血栓を認めた．前者にはESTを施行．後者にはダナパロイドナトリウムにより治療を行い，血流の改善をえた．本症例における門脈血栓症の改善は，急性胆管炎の治療により自己線溶系による血栓溶解が促され，かつダナパロイドナトリウムにより血栓形成進展の防止がもたらされた結果であると思われた.
- 財団法人 日本消化器病学会の論文
- 2010-11-05
著者
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酒井 俊
帯広第一病院 臨床検査科
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菅田 英明
国立仙台病院 消化器科
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久保 康則
帯広第一病院 内科
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奥 隆臣
帯広第一病院 内科
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三関 哲矢
帯広第一病院 内科
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菅田 英明
帯広第一病院 内科
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酒井 俊
帯広第一病院 内科
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山川 敦
帯広第一病院内科
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菅田 英明
帯広第一病院内科
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