蛍光染色法を用いたRO水製造工程中に存在する細菌の迅速評価
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概要
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透析治療に欠かすことのできないRO水の製造工程における細菌現存量の推移を, 蛍光染色法により計測した. 蛍光染色法として蛍光活性染色法 (DAPI-6CFDA二重染色) およびマイクロコロニー法を用い, 現行の培養法やエンドトキシン活性の測定結果と比較した. その結果, RO水製造工程中の細菌現存量計測は現行の培養法のみでは不十分であり, 蛍光染色法を併用して行うことが有用であることが示唆された. また, 各手法の組み合わせにより総合的に評価をすることで, さらに安全性を高めるための注意部位の存在も明らかとなった.
- 社団法人 日本透析医学会の論文
- 2007-12-28
著者
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