マガキ飼育水から分離された Vibrio 増殖抑制細菌 : マガキ幼生ビブリオ病の生物学的防除の可能性
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概要
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マガキ母貝飼育水から, マガキ幼生に対して病原性を示す Vibrio 属細菌の増殖を抑制する海洋細菌を分離した。分離された51株のうち, 12株が供試した3種類の Vibrio 属細菌に対し寒天平板上で強い発育阻止能を示した。最も強い発育阻止能を示した S21 株を用いて, マガキ幼生における感染阻止能を試験した結果, V.alginolyticus のみを接種した実験区では, 感染24時間後の幼生の生残率が8.4%であったのに対し, S21 株を共存させた区では78.0%となり, 大幅な改善が認められた。
- 日本魚病学会の論文
- 1999-09-15
著者
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高橋 計介
東北大学大学院農学研究科
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森 勝義
東北大学大学院農学研究科
-
中村 昭文
Laboratory Of Aquacultural Biology Graduate School Of Agricultural Science Tohoku University
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高橋 計介
Laboratory of Aquacultural Biology, Graduate School of Agricultural Science, Tohoku University
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森 勝義
Laboratory of Aquacultural Biology, Graduate School of Agricultural Science, Tohoku University
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