魚類培養細胞でのマリンビルナウイルスによるアポトーシス誘発
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
4種の魚類由来培養細胞に対するマリンビルナウイルス(MABV)によるアポトーシス誘発, およびウイルス増殖とアポトーシス発生の相関性を調べた。MABV に感受性の CHSE-214, RSBK-2 細胞ではアポトーシスが誘発されたが, 非感受性の FHM, EPC 細胞では誘発されなかった。また感受性細胞において細胞外ウイルス感染価は感染12時間後から上昇した。細胞内ウイルス感染価とアポトーシス細胞数は24時間後までほとんど上昇しなかったが, 36時間以降顕著となった。
- 日本魚病学会の論文
- 1999-06-15
著者
-
鈴木 聡
Department of Biochemistry and Molecular Biology, Nippon Medical School
-
鈴木 聡
Center For Marine Environmental Studies (cmes) Ehime University
-
鈴木 聡
Department Of Aquaculture Kochi University
-
今城 雅之
Department Of Aquaculture Kochi University
関連論文
- Marine Birnavirus のアユに対する病原性
- 筋組織特異的遺伝子導入法による、 Duchenne 型筋ジストロフィーの遺伝子治療の検討
- シンポジウム「Ecology of emerging and opportunistic virus infections in marine animals」(オーストラリア・ニュージーランド微生物学会合同ミーティングで開催したシンポジウムについて)
- B-01 Vibrio anguillarumの外膜タンパク質の分解過程(活性、界面・バイオフィルム-1,口頭発表)
- A-24 沿岸域からの塩化トリブチルスズ(TBTC1)耐性菌の単離(水圏生態系,A会場,口頭発表)
- PCR法による魚体からの Nocardia seriolae 検出
- A-23 宇和海の養殖魚類およびその環境におけるオキシテトラサイクリン耐性菌の出現率と菌叢(水圏生態系,A会場,口頭発表)
- C-126 Vibrio alginolyticusの細胞外プロテアーゼの産生プロフィール(バイオフィルム、生理・増殖,ポスター発表)
- 魚類培養細胞でのマリンビルナウイルスによるアポトーシス誘発
- 野生貝類からのマリンビルナウイルスの検出
- 化学放射線療法後にフルニエ症候群を発症した肛門管癌の1例