ヒラメ血中貪食細胞の簡便なレスピレイトリーバースト活性測定法
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概要
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従来の respiratory burst 活性(RB)測定法を改変し, 簡便な測定法を考案した。 白血球の分離は, 血液を毛細管に充填して遠心することで行った。 活性酸素産生刺激剤には, 不安定なフォルボールエステルに代えてザイモザンを用いた。 ニトロブルーテトラゾリウムフォルマザン抽出には, KOH 及びジメチルスルフオキシドに代えてジメチルホルムアミドを用いた。 ヒラメを用い, 従来法及び簡便法で RB 値を測定したところ, 相関係数は0.85であり, 簡便法の信頼性は高いと考えられた。
- 1998-09-15
著者
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