ヒラメ及びイワナの血漿リゾチーム活性に及ぼすpH及び温度の影響
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概要
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ヒラメ及びイワナの血漿リゾチーム活性測定条件を設定するため, 至的 pH , 至的温度及び温度耐性を調べた。 至的 pH は両種とも6.1であった。 溶菌至的温度は, ヒラメでは50℃, イワナでは30℃で, 至的温度以下では活性比(各温度での値/最高値)が温度と正の相関を示した。 このことから, リゾチーム測定時の温度は測定値に影響するが, 補正可能なことが明らかとなった。 リゾチーム活性は両種とも30℃以下で安定であったが, 48℃以上30分間処理で有意に低下した。
- 日本魚病学会の論文
- 1998-03-15
著者
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