基礎研究を臨床の形にすること, その問題点
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概要
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がん領域での分子生物学的解明の急速な進歩により新しい治療標的の同定が可能となってきた.基礎研究の成果を臨床に還元させるトランスレーショナルリサーチ(translational research, TR)の推進が創薬を迅速に,かつ効率的に成功させるために必須である.しかし,多くの財政的,法律的,倫理的,組織的な問題点が山積している.現時点では未熟なわが国のTRを推進していくには,萌芽してきたこのTRに対する気運を国策として継続して議論し支援していくことが求められる.
- 日本DDS学会の論文
- 2007-01-10
著者
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上田 龍三
名古屋市立大学大学院医学研究科臨床分子内科学
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上田 龍三
愛知県がんセンター病院研究所化学療法部
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小松 弘和
名古屋市立大学医学部第二内科
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小松 弘和
名古屋市立大学腫瘍・免疫内科学
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小松 弘和
名古屋市立大学 第2内科
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上田 竜三
愛知県がんセンター
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上田 龍三
名古屋市立大学 第二内科
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上田 竜三
名古屋市立大学大学院医学研究科 腫瘍・免疫内科学
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