カキ'刀根早生'の自発休眠覚醒モデルによる自発休眠覚醒期および早期加温栽培における発芽期の推定(栽培管理・作型)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
カキ'刀根早生'の切り枝を用いて自発休眠覚醒モデル(DVRモデル)を作成した.自発休眠覚醒には5〜8℃の温度が最も有効であった.奈良県における自発休眠覚醒期は12月下旬ごろと推定された.加温開始時のDVIと切り枝の発芽率が50%を超えるまでの日数との関係から,最低気温を15〜18℃一定で加温した早期加温栽培における発芽期が高い精度で推定でき,モデルの適合性が確認された.
- 園芸学会の論文
- 2006-04-01
著者
-
杉村 輝彦
奈良県農業総合センター果樹振興センター
-
脇坂 勝
奈良県農業総合センター果樹振興センター
-
今川 順一
奈良県農業総合センター果樹振興センター
-
浦崎 孝行
奈良県農業試験場果樹振興センター
-
浦崎 孝行
奈良県農業技術センター果樹振興センター
関連論文
- カキ幼苗接ぎ木において加温期間を短縮する台木の育苗管理条件の検討
- 日照時間が促成栽培のカキ'刀根早生'の花芽分化に及ぼす影響
- 二種類のカキ栽培法における葉上の病害虫探索作業の比較
- カキ'刀根早生'ハウス栽培果実における高温下での二酸化炭素,エタノール併用脱渋法
- 接ぎ木時期と台木の葉の有無がカキ幼苗接ぎ木苗の生育に及ぼす影響
- イチゴうどんこ病に対する薬剤の効果を簡易かつ確実に評価できる試験法
- ハウス柿における新脱渋法について
- カキの低面ネット栽培(テーブル型)の開発
- カキ'刀根早生'の自発休眠覚醒モデルによる自発休眠覚醒期および早期加温栽培における発芽期の推定(栽培管理・作型)
- 自発休眠覚醒モデルを用いたカキ'刀根早生'の加温栽培における発芽期の簡易推定法(栽培管理・作型)
- カキ'刀根早生'の早期加温栽培における発芽促進のための加温条件の検討
- カキ'刀根早生'の促成栽培における加温開始期から満開期までの温度管理
- 加温栽培におけるカキ'早秋'の特性
- カキ'刀根早生'早期加温栽培における花芽分化時期に基づく低コストCO_2施用法(栽培管理・作型)
- カキ'新秋'の加温栽培における着果および果実品質におよぼすジベレリン処理の影響
- 切り枝を用いたカキ'刀根早生'の効率的な加温方法の検討
- カキ'刀根早生'の加温栽培におけるせん定程度が樹勢および果実軟化に及ぼす影響
- 当年生台木を用いたカキ幼苗接ぎ木法の検討
- カキ台木苗の茎径が幼苗接ぎ木法における活着率と接ぎ木苗の生育に及ぼす影響
- カキ'刀根早生'の早期加温栽培における発芽促進のための加温条件の検討
- 幼苗接ぎ木したカキ樹の初期生育