学校現場の諸調査におけるバーコードの有効性とその評価
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概要
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学校現場においては, ITの利便性の認識はあっても, それらを校務処理に積極的に反映させている例は少ない.そこで, 学校現場が行う様々な調査に焦点を当て, 設備投資を最小限に抑え, 回答者が自らの意思を的確に回答でき, 集計者はそれを正確かつ効率的に集計できる方法を, バーコードに着目して考案した.具体的には選択肢をバーコード化してまとめたバーコードシートから回答者が必要なものを切り取り, IDバーコードと共に回答用紙に貼付する.集計者はそれらのバーコードをリーダを使って読みとって集計する.教育現場で実際に活用した結果, 回答者は, この方法を肯定的に受け入れ, 回答時のケアレスミスも低減することができた.処理する側は, バーコードの利便性を活かし, 一万円程度の設備投資で, 回答用紙からコンピュータへ入力する際のミスを排除でき, 入力に要する時間をキーボードで入力する一般的なスタイルよりも効率化できることが確認できた.
- 2005-10-20
著者
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