H.264 over MPEG-2 Systemsにおける誤り耐性に関する一検討(映像メディア処理, 感性情報工学及び一般)
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概要
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誤り環境におけるH.264の再生画質を改善するため, 欠落マクロブロックのコンシールメント手法について様々な検討が行われている.しかし, これらの誤り耐性技術は, ビデオレイヤにおける情報のみを利用し, システムレイヤが持つ情報を有効に利用していない.また誤りによる誤解釈データに起因する画質劣化に関する検討は, あまり行われていない.そこで本稿では, H.264の放送応用に向け, デコーダ単体による画質改善手法に加え, システム部と連携した誤り耐性を提案する.シミュレーション実験の結果, 提案方式は客観画質を向上させると共に, 主観的な再生画質を局所的に大きく改善し得ることを確認した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-05-05
著者
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