2000-DSM-18-11 サービストラフィックモデルに基づく社会ネットワーク構築の技術アセスメント
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概要
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本研究は、地域社会の情報通信のニーズやサービス内容から社会、地域ネットワークを設計するための技術評価を事前に行う設計法を提案する。この設計方法には、各地域の総人口、就業者人口、産業構成などの各地域の特色を表す社会経済指標を用いた。社会ネットワークは、ある地域を網羅するネットワークであって、その利用目的、サービス種別、情報の流通形態など企業ネットワークに比べてはるかに複雑で多様である。最近の社会情報化の進展は、地域の情報通信をカバーする県域ネットワークや複数のISPを相互接続IXで設置することでバックボーンネットワークを形成しようとする動きがある。そこでまず、社会経済指標と代表的な情報通信である電話発信回数との関係を導き出し、次に電話発信回数とネットワークサービス要求回数との関係を導き出す。そして、社会経済指標からサービス要求回数を予測する。その予測されたサービス要求に伴うトラフィックを、ネットワークシミュレーションによって計測、分析を行った。更に、これを適用した設計例を示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2000-07-10
著者
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高橋 卓也
沖電気工業株式会社:ipソリューションカンパニー:nwインキュベーション本部
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高橋 卓也
会津大学大学院コンピュータ理工学研究科コンピュータシステム学専攻
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中村 太一
ソニーシステムデザイン(株)
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斎藤 栴朗
会津大学大学院コンピュータ理工学研究科コンピュータシステム学専攻
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