カレント・プローブを用いた配線誘導ノイズ試験に関する一考察
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概要
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カレント・プローブを用いた配線誘導ノイズ試験(Bulk Current Injection法)について、被試験機器のインピーダンスによる誘導電流の違いや試験時の信号線の長さによる誘導電流の違いを定量的に求めた.その結果,誘導電流が最大となる条件を見出した.即ち,周波数が約50(MHz)以下で試験を実施する場合には,信号線の長さをλ/4(λは波長)にすることで最大電流が得られることが判った.また,それ以上の周波数では,信号線の長さがλ/4のときに最大電流を得ることが出来なくなり,各試験周波数において最大電流が得られる信号線の長さを求める必要があることが判明した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-20
著者
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