治療の進歩 : 9. 補助人工心臓
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概要
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補助人工心臓は心臓ポンプ機能の100%代行が可能な循環補助手段であり,血液ポンプの設置部位により体外型と植え込み型がある.我が国においても,心筋症に基づく心不全例に対し適応されるようになり,最長では3年以上の補助例もあり,心臓移植へのブリッジのみならず,自己心機能の改善さらには離脱例が報告されるようになった.現在,小型で長期使用可能な遠心ポンプの臨床応用が行われつつある.
- 社団法人 日本内科学会の論文
- 2005-02-10
著者
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中谷 武嗣
北海道大学医学部附属病院 循環器外科
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中谷 武嗣
国立循環器病センター移植部
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中谷 武嗣
国立循環器病センター
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中谷 武嗣
国立循環器病センター 輸血管理室
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中谷 武嗣
国立循環器病研究センター臓器移植部
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