工学のこころ応用・ペットロボットの心理表現(<特集>こころと工学)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ペットロボットは身体を持つことを特徴として,人間とコミュニケーションする機械である.つまりロボットの身体は表現のためにある.しかし身体表現はあいまいで複雑なものであり,ロボットの身体表現を生成するアルゴリズムを作ることは難しい.本稿では,動物行動学や舞踊学の知見に基づいて,ロボットを生き物らしく振舞わせるための要件を,その実験例と共に考察する.具体的にはLaban,Kestenberg, Huntらの理論に基づいて,適切な心理的印象を与えるために,身体動作の力学的特徴・幾何学的特徴・筋緊張のリズムを設計する方法を紹介する.ペットロボットの応用の動向も紹介する.
- バイオメカニズム学会の論文
- 2004-05-01
著者
関連論文
- デジタルハンドによる製品適合性の事前評価(人間のモデル化とシミュレーション,F13 機械力学・計測制御部門企画)
- デジタルヒューマンモデルによるヒューマンエラー模擬技術
- 人が親しみやすいロボット
- ラバン身体表現理論
- 工学のこころ応用・ペットロボットの心理表現(こころと工学)
- 人間ロボット判別テストのバリアフリー化のための言語的作問技法(ヒューマンインタフェース・セキュリティ対策,サービス管理,運用管理技術,セキュリティ管理,及び一般)
- K-049 インターネット上に湧出する文章の特徴とそのチューリングテストのバリアフリー化への利用(K分野:教育工学・福祉工学・マルチメディア応用,一般論文)